2017BMX World Cup第1−2戦 オランダ大会

BMX Supercross World Cup

今年もUCI BMX Supercross World Cupシーズンが始まりました!

オリンピック国別枠選考ポイントが関わっていた昨年とは変わり、各国新たな体制や選手の入れ替わりなど、見どころ満載のシーズン開幕戦ですが、今年からはタイムトライアル制度が廃止されレースフォーマットも一新! そのあたりも含めて大会直前レポートをお送りします!


オランダ、ベルギー、アルゼンチン3会場での戦い!

大きな変更点は2つあり、まずは大会スケジュールがコンパクト化!

これまでは1会場1大会という流れでしたが、今年からは各会場にて2大会開催され(土曜日1大会、日曜日1大会)、全3会場計6大会でシリーズが争われます。

ライダーにとってはタフな面もありますが、同会場にて2大会開催されることで、費用面が半減されるなどのメリットもあり!

今年は第12戦オランダ・パペンダル大会の翌週に、車で2時間ほどのベルギー・ゾルダーにて第34戦が開催され、1戦分で4大会こなせてしまうというチームにとってもお得なプラン!笑

昨年はアルゼンチン大会の翌週にイギリス大会、1ヶ月後にオランダ大会、2週間後にコロンビアにて世界選手権など、移動だけでも相当な予算が必要だったため、各国からの意見が取り入れられ、よりスマートな大会開催へと変更されました。

来年は5会場での開催を予定しているとのことで、さらに大会数も増えてくることでしょう!

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新レースフォーマット、日本チームの見方となるか!

そしてもう1つの大きな変更がレースフォーマット。

まずはじめにラウンド1、ラストチャンス(敗者復活)という呼び名でレースが1回ずつ行われ、単純に各ヒートのトップ4名が次のステージへ進めるという仕組み。

ラストチャンス通過以降は、通常通り1/32決勝、1/16決勝などと続き、決勝までの全てのヒートが上位4名上がりととてもシンプルで単純明快なレースフォーマットへと変更された。

レースも1日で全てが完結されるなど、新たなフォーマットが観戦者にとっても楽しめる内容に変わることが期待される!

今大会は男子176名、女子45名の事前エントリーがあり、男子は過去最多ではないだろうか?

これにより、男子はラウンド124組で争われ、まずは上位4x24組=96名が1/32進出となる。

5位以下の選手はラストチャンスへと周り、ラストチャンスでの上位4x12組=48名が追加で1/32決勝へ進出となる。

その後1/32決勝から決勝までは上位4名ずつ次へ進出という通常通りのBMXレース。

最大8本走ることになり、タフなレースが予想される。

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#BMXTEAMJAPAN!

今年は各国メンバーの入れ替えなどもあり、ジュニアカテゴリーの選手も多く挑戦している。

日本チームも全8名と例年よりは多い参戦であるが、佐宗恭選手や中井飛馬選手などジュニア男子は怪我により参戦を見送る形となった。

新たなオフトレとしてトラック競技を取り入れた長迫吉拓選手や、2ヶ月のアメリカ転戦にて調整を行ってきた現全日本チャンピオンである吉村樹希敢選手も好調で公式練習を終え、新フォーマットも見方につけてレースが楽しみである!

女子は昨年世界選手権大会ジュニアカテゴリーにて4位を獲得している畠山紗英選手が、第1バーム手前のビッグトリプルをクリアするなど、コースに順応している姿が印象的であった。 永禮美瑠選手も初挑戦となる。

またスタッフとして我らが古幡陵介コーチが加わり、更なるサポート体制充実への挑戦ともなる。

日本人派遣選手団情報

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ライブ放送で日本から応援しよう!

今年ももちろんBMXlive.tvにて現地の映像がチェックできますので、日本からも最新のレース映像をお楽しみください!

時間帯も比較的見やすい時間なっています!

1戦 日本時間56日(土)午後21時~
2戦 日本時間57日(日)午後2030分~


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