2017BMX World Cup第3−4戦 ベルギー大会

先週末開催されたワールドカップ第1−2戦オランダ大会に続き、今週末はお隣の国ベルギーにて第3−4戦が開催! 今大会会場であるゾルダー・サーキット内BMXトラックは、2015年世界選手権大会開催会場でもあり、その後も毎年ヨーロピアンカップが開催される常設のSXタイプコース。 天候にも左右されやすいコースであるが、今大会もどんなドラマと日本チームの活躍が見られるでしょうか!

第1−2戦を終えての#BMXTEAMJAPAN

第1−2戦の日本チームの結果は、トラック競技へ取り組み新たなオフトレに挑戦した長迫吉拓選手が男子最高位の20位(準々決勝)でフィニッシュ。 その他アメリカにて数ヶ月のトレーニングを積んできた吉村樹希敢選手も、集団の先頭を走るなど、個々のスピードはレベルアップしていた。 女子は畠山紗英選手が両日共に準決勝へ進出し、日本チームにとっては過去最高リザルトとなった。 これまでと大きな課題は同じであり、集団の中での判断能力やポジション取りが決勝進出へのカギとなるであろう。 他国の選手も同様ではあるが、実践を繰り返し行えることにより、これまでの単発レースと違ってすぐ改善点を挑戦できることは、日本チームにとって大きなレベルアップへと繋がるであろう! 日本チーム詳細リザルト オランダ大会前にも今大会会場にて事前練習を行い、コースへの不安要素は最小限に抑えられているため、スピーディーなレース内容への対応を行うのみです。

2017BMX World Cup第1−2戦 オランダ大会

今年もUCI BMX Supercross World Cupシーズンが始まりました! オリンピック国別枠選考ポイントが関わっていた昨年とは変わり、各国新たな体制や選手の入れ替わりなど、見どころ満載のシーズン開幕戦ですが、今年からはタイムトライアル制度が廃止されレースフォーマットも一新! そのあたりも含めて大会直前レポートをお送りします!

オランダ、ベルギー、アルゼンチン3会場での戦い!

大きな変更点は2つあり、まずは大会スケジュールがコンパクト化! これまでは1会場1大会という流れでしたが、今年からは各会場にて2大会開催され(土曜日1大会、日曜日1大会)、全3会場計6大会でシリーズが争われます。 ライダーにとってはタフな面もありますが、同会場にて2大会開催されることで、費用面が半減されるなどのメリットもあり! 今年は第1−2戦オランダ・パペンダル大会の翌週に、車で2時間ほどのベルギー・ゾルダーにて第3−4戦が開催され、1戦分で4大会こなせてしまうというチームにとってもお得なプラン!笑 昨年はアルゼンチン大会の翌週にイギリス大会、1ヶ月後にオランダ大会、2週間後にコロンビアにて世界選手権など、移動だけでも相当な予算が必要だったため、各国からの意見が取り入れられ、よりスマートな大会開催へと変更されました。 来年は5会場での開催を予定しているとのことで、さらに大会数も増えてくることでしょう!

USABMX Grands レポート パート1

The Greatest race on earth

先週末アメリカ・オクラホマ州タルサという小さな田舎町で開催された、USABMX主催Grands大会から帰国しました。 「地球上最大のレース」と呼ばれる理由、参加者が感じたこと、そして世界トップクラスの選手を生み出す要素をお伝えしたいと思います! まずはパート1、大会の大きさ、そして戦い抜くために欠けているもの振り返りましょう。 Photo : YN...

2016 USABMX GRANDS!

2年ぶりのUSABMX Grands参戦!

アメリカ・オクラホマ州、タルサからこんにちは、三瓶マサです。 昨年はお休みしましたが、2013-2014年とSYSTEMATIC BMXとして帯同させてもらっている大会、USABMX Grandsに来てます。 選手としても13歳から6度参加したこの大会は、「地球上最高」のBMXレースとイベントと呼ばれていて、毎年世界各国からトップライダーが集まり1年を締めくくる大会。 参加人数は年々上昇し、昨年は予選が787モト(組)あり、朝7時から始まっても夜10時過ぎまでかかってしまうほどの規模。 土曜日は1日かけて予選1ヒート目を行う、まさにサイズも地球上最大のBMXレース。